長尺鋼管切羽補強システム_Me工法(NETIS登録)
山岳トンネル掘削時において、坑口部や未固結地山などの脆弱な地山状況で適用される小口径の長尺鋼管切羽補強工です。切除する鋼管に1m毎にスリットを設けることにより、掘削時に切除することができ無拡幅方式の長尺先受け工や鏡補強工として採用することができます。また特別仕様として、切除された鋼管と鋼管内に充填された注入材を分別処理する機構により鋼材のリサイクルが図れます(NETIS登録)。鏡補強工として採用する場合は、鋼管の付着耐力の向上を目的として、鋼管表面に溝加工や突起加工を施した「Me-fix」が用意されています。注入は、モルタル系、レジン系、水ガラス系など地山条件に適した材料を選択できます。
特徴
・長尺の小口径薄肉鋼管を使用した長尺切羽補強工
・天端部および鏡部の補強効果により、切羽前方地山のゆるみを拘束し、周辺地山の塑性化を抑制
・トンネル施工に使用するドリルジャンボで施工可能
・二重管削孔方式であり、未固結地山等の孔壁の自立が難しい場合でも削孔、推進が可能
・「Me-fix」は、高付着型鋼管を用いており、定着材との付着力向上が図れる
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