製品・工法情報

ShieM(シーム)-CS(TN)工法 〈はく落対策+劣化防止対策工〉

概要

■NETIS 登録番号:CG-140001-VR

■NEXCOトンネル施工管理要領に適合した品質規格

■高バリアフィルムで劣化を防ぎ、コンクリート構造物のはく落を防止する工法

高バリアフィルムと格子状の繊維シートが積層されたShieM(シーム)-CSシートを貼り付けることで、コンクリートの「はく落対策」と「劣化防止対策」を同時に行える工法です。

特徴

A トップコート付着層(不織布)
B 高バリアフィルム層(PETシート)
  • ■コンクリートの劣化防止対策
    高バリアフィルムにより、コンクリート構造物を劣化させる「炭酸ガス」「塩化物イオン」「水」の侵入を完全に遮断し劣化から保護します。
C 繊維補強層(ポリエステルメッシュ)
  • ■コンクリートの小片はく落予防対策
    格子状の繊維補強層を圧着することによって、コンクリート片のはく落防止機能も有しています。
D 接着剤付着層(不織布)
 
  • ■ウェットレス
    高バリアフィルムを始めとした4層構造となっているため、接着剤がシート本体や表面に含浸しない「ウェットレス構造」となり、シート接着後直ちにトップコートを塗布を行うことが可能になり、工程の短縮が図れます。
  • ■ハンドリング
    適度な強度を有しながらも、シートを最小限の薄さにしたことで作業性の向上を図り、熟練工でなくてもシートの取扱いが容易で施工効率が向上、小規模施工では1日施工が可能です。
  • ■優れた作業性
    適度な強度を有しながらシート厚を最小限まで薄くしたことにより、出隅・入隅を含む断面でも施工が可能です。

■概略工程
接着剤塗布〜トップコート塗布までが直ちに行えることで施工時間が短縮でき、
小規模の施工箇所では1日で施工完了も可能です。

コンクリートにエポキシ樹脂系のプライマー・接着剤を塗布した後、シームCS(TN)シートを貼付けしウレタン系塗料のトップコートを塗布します。

工法選定フロー

東・中・西日本高速道路㈱ 「設計要領第三集トンネル編」における 『はく落対策』 の分類 及び 工法選定
フロー図を見る

施工写真

■施工事例 [全面貼り]

中央自動車道 恵那山トンネル他1TN補修工事(平成26年度)

■施工事例 [部分目地貼り]

実績

■施工実績(一部抜粋して掲載しています。)

工事名 中央自動車道
恵那山トンネル他1TN補修工事
(平成26年度)
上信越道自動車道
平成26年度佐久管内道路保全工事業務
函渠剥落対策工事
新名神高速道路
原萩谷トンネル東工事
施主 中日本高速道路(株)
名古屋支社
飯田保全・サービスセンター
(株)ネクスコ・メンテナンス関東 西日本高速道路(株)
関西支社
大阪工事事務所
元請 (株)ケー・エフ・シー (株)ネクスコ・メンテナンス関東
佐久事務所
M企業体
施工数量 41.860m² 9.849m² 2.800m²
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