ガイナCFシート工法(構造物補強 又は はく落対策工)
含侵接着剤により炭素繊維シートをコンクリート構造物に貼り付け、トンネルの補修・補強を行う工法です。
特徴
CR200(はく落防止用途)
- ・1層で高目付の施工が可能
- ・含侵時のシート剥がれがない
- ・接着樹脂と含侵樹脂の種類を分けることができる
- 構成する材料は、腐食性が無いため、ほとんどの環境下で安定した耐久性を発揮します。
従来工法(CFRP工法)で2~4層を重ね貼りしていた補強工に対し、繊維目付量にかかわらず、1層貼りで対応可能です。
概略工程
UD200・UD300(構造物補強用途)
- 1方向高強度炭素繊維シート 200g/㎡目付 × 2層貼り工法 (UD300の場合は 300g/㎡目付 × 2層貼り工法)
- 炭素繊維が1方向に引き揃えられたコンクリート構造物の補強用炭素繊維シート
- 炭素繊維は、比重が鉄の約1/4と軽く、引張強度は約10倍のためコンクリート構造物に荷重を 与えることなく大きな補強効果があります。
- UD200及びUD300では1層目はトンネル横断方向に、2層目はトンネル縦断方向にとシートを2層 貼り付けることで強度をもたせ大きな補強効果を発揮します。
概略工程
工法選定フロー
東・中・西日本高速道路(株)「設計要領第三集トンネル編」における『はく落対策』の分類及び工法選定
実績
施工事例 − 長崎自動車道(特定更新等)日岳トンネル覆工補強工事
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