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PG工法(長距離圧送による可塑性グラウト工法)

長距離圧送を可能にした可塑性空洞充填システムです。

特徴

a)3000mの長距離圧送が可能である。
b)特殊混和剤により、背面空洞充填に必要な可塑性の規格を満足する。
c)特殊なシステムを必要とせず、従来設備の組合せで施工が可能であり、全自動での管理が可能。
d)上記特徴により、信頼性の高い施工を実現する。


概要

「PG工法」はトンネルの長期安定を目的とした背面空洞充填用の可塑性注入材をトンネル坑外のプラントより2液にて長距離圧送(3000m)して注入孔付近にて混合撹拌ポンプを用いて施工する空洞充填工法である。
従来製品よりも圧送距離を大きく延ばす事に成功し、これにより、車両進入の困難であった小径トンネルでの経済的な空洞充填による変状対策を実現する。


施工方法

A液・B液の2液で構成されたグラウト材をプラントより圧送し混合攪拌注入ポンプにて注入するシステムです。
・基本的に現地プラントにて製造する。※1(写真1)
・全自動プラントを基本としており作液(ミキサー)・貯蔵(アジテーター)・注入(攪拌注入ポンプ)まで自動制御を行います。(手動設備での対応も可能)
・配管内クリーニング及び、配管内での材料の分離・沈殿を防ぐ為、クリーナー(球)の投入口及び回収口を設置することにより施工品質を均一に保つことができます。
・上記特長により、作業車が進入できない小径トンネルに対応。※2(写真2)
写真1
写真2


施工方法

注入フロー図(例)
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材料配合

配合1 1000L
A材400L B材600L
固化材 PG-A I PG-B I PG-B II
kg L L kg L L
450 8 250 60 2 574
A材 固化材 :セメント系固化材
  PG-A I :可塑促進剤
B材 PG-B I :可塑化材
PG-B II :粘度調整剤

配合2 1000L
A材500L B材500L
固化材 PG-A I PG-B I PG-B II
kg L L kg L L
450 8 350 60 2 474

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PG工法実績一覧

平成22年3月31日 現在
工事名 施主 施工時期 施工量
中信平利水二期工事 梓川右岸隋道補修工事 関東農政局 2005年3月 1,030m3
中信平二期農業水利事業 左岸幹線その1工事 関東農政局 2009年2月 2,044m3
大井川用水農業水利所業 菊川左岸幹線水路 奥横地サイホンその1工事 関東農政局 2009年3月 62m3
大井川用水農業水利所業 菊川左岸幹線水路 川東3号トンネル工事 関東農政局 2009年3月 125m3
大井川用水農業水利事業 小笠左岸幹線水路 金谷トンネル工事 関東農政局 2010年3月 311m3
中信平二期農業水利事業 左岸幹線その2工事 関東農政局 2010年3月 4918m3


注入材の品質・規格一覧

項目 規格項目 規格値 試験方法
流動性 (静止時)フロー値 混練直後:80~155mm
60分後:100mm以下
JHS 313コンシステンシー試験方法のシリンダー法
(打撃時)フロー値 混練直後:130~205mm
60分後:170mm以下
JIS R5201フローコーンに代わってJHS 313コンシステンシー試験方法のシリンダー法で用いるシリンダーを使用する。
強度 一軸圧縮強度 28日強度 1.5 N/mm2以上 1.供試体の作り方
JSCE-F 561(φ50mm×100mm)
2.圧縮強度
JIS A 1108
質量法による
比重 比重 11~15 kN/m3  
充填性 充填性 容器内全体に注入材が充填され角材やH型鋼との間にも隙間がなく密実に充填がされていること 矢板工法トンネルの背面空洞注入工 設計・施工指針 4.8に準拠
非漏出性 隙間への非漏出性 60分経過後において5mm以下の隙間に完全流出があってはならないこと
水中分離
抵抗性
濁度 分光光度計により測定した光透過率の値により、濁り具合を確認する。水槽内に注入材を投入する前の水の測定値と、投入後60分経過後の水の測定値の増減比率が±2%であること。
pH 注入直後から60分経過後のpH測定比率が±10%であること。
非収縮性 収縮量 28日硬化後の収縮量が2%以下であること。

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